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クリーンルーム用 ニトリル手袋

ニトリル手袋の特徴

ニトリル手袋とは、工場での作業をする場合などに使用する手袋です。
産業用ゴム手袋というと分かりやすいかもしれません。

この手袋の特徴は、一般的な天然ゴム製や塩化ビニール製のゴム手袋と比較すると様々な点で耐性があるという点です。
例えば耐熱温度なら、商品によって若干の差はありますが、マイナス30度~130度程度でも溶けてしまう心配がありません。
その他にも、耐引き裂き性や耐摩耗性、そして耐突き刺し製に優れており、経年劣化しにくいという点もニトリル手袋が優秀な点と言えます。

もちろん、作業内容によっては鋭利なものに引っ掛けて破れてしまったり裂けてしまう可能性はあります。
その場合でも裂け目や割れ目が大きく広がる構造になっているため、すぐに手袋のダメージに気づくことが可能です。
気づかないまま作業を続けてしまい、後から大きなトラブルやダメージにつながるという心配がありません。

またニトリル手袋は、耐油性や耐薬品性に優れています。
油や薬品にいろいろな種類があり、種類によってどのぐらいの耐性があるかは異なります。
そのため、特定の油や薬品を取り扱う作業にニトリル手袋を使う場合には、事前に耐性を確認した上で購入することをおすすめします。

ニトリル手袋の用途は?クリーンルーム用もある?

ニトリル手袋は、工場や研究所など様々な産業施設や商業施設で使われています。
この手袋が持つ役割は大きく分けて2つあり、取扱う物質から手を守るという役割と商品や製品を守るという役割があります。
手を守るという用途においては、油や薬品による皮膚へのダメージや汚れから守ってくれるだけでなく、鋭利なもので手や指を切らないように守る役割もしています。

また製品を守るという用途においては、医薬品や医療機器の取り扱いにおいてホコリが製品に付着することを防いだり、静電気が発生するのを防ぐ役割も果たしています。
作業している人の手汗や油などが製品に転写するのを防ぐという役割も持っています。

ニトリル手袋にはたくさんの種類があり、厚みや長さ、耐性が異なります。
クリーンルーム用の手袋もあり、静電気やホコリが商品につくのを防いだり耐熱性に優れた手袋も選べます。
極厚タイプもあれば極薄タイプまで多種多様な商品があるので、具体的にどんな手袋がピッタリなのか分からない場合でも、メーカーに問い合わせて相談すればピッタリのニトリル手袋をすすめてもらうことができます。

ニトリル手袋は産業用に欠かせない必需品

産業向けのニトリル手袋は、様々な作業に欠かすことができません。
この手袋を使用することにより作業中の事故や怪我を予防できますし、製品の品質管理の面でも高い基準を維持しやすくなります。