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クリーンルーム用 静電安全靴

クリーンルーム用静電安全靴の特徴

クリーンルーム用に開発された静電安全靴には、たくさんの特徴があります。
1つ目は、つま先部分にフルCAPのトウガードが搭載されているという点です。
作業現場には、設備の凹凸部分に足をぶつけやすかったり低姿勢で作業を行うことが多い現場があります。

そうした環境では、足指を床やモノにぶつけて怪我をしないようにトウガードが搭載されている安全靴がおすすめです。
このクリーンルーム用静電安全靴なら、ウレタン製のトウガードが足指全体をしっかりカバーしています。
靴と一体になっているため、耐久性にも優れています。

2つ目の特徴は、ミッドソールのクッション性です。
長時間の立作業においても、足が疲れにくく歩きやすい構造になっています。

3つ目の特徴は、ワイド樹脂先芯を採用しているという点です。
安全靴の中で親指をまっすぐ伸ばした状態でも快適な装着感となるように、つま先部分は幅広なワイド設計となっています。
また樹脂素材を使うことにより、従来の安全靴と比較してとても軽量な仕上がりとなっています。

4つ目の特徴は、アウトソール部分には新素材のSUPER PU素材を使っているという点です。
床面に凹凸があっても靴底が引っ掛かりにくいスムーズ設計になっているだけでなく、チッピングによる発塵もしっかり防ぐことができます。
SUPER PU素材は耐久性があり、経年劣化しにくいというメリットがあります。
また耐摩耗性にも優れているので、靴底が減るという劣化も起こりにくいでしょう。

静電安全靴の用途

クリーンルーム用静電安全靴は、クリーンルーム内での作業に着用することを前提としたスペックとなっています。
ESD保護エリアやクリーンエリアが求める基準を満たしているため、安心して着用することができます。
クリーンルーム内で長時間作業をする人の快適さや安全性をしっかりと確保しながらも、クリーンルームという特殊な作業環境においても作業空間や製品の取り扱いにプラスの働きをしてくれる、ハイスペックな安全靴です。

クリーンルーム用静電安全靴には、短靴タイプに加え、ハーフブーツやロングブーツのタイプがあります。
作業する環境や空間によって、どのタイプが適切かは異なります。
そのため安全靴を選ぶ際には、作業現場で着用する靴に求められるニーズをよく考えた上でピッタリのタイプを選ぶことをおすすめします。

またクリーンルームには、それぞれ清浄度クラスが設置されています。
これはどれだけのホコリや塵が許容されるかという点を示す指標で、クリーンルーム用静電安全靴を選ぶ際にも大切な基準となります。
安全靴を選ぶ際にはクリーンルームの清浄度クラスをどこまで満たしているかという点も確認した上で、適したものを選びましょう。
特に発塵リスクに関しては、安全靴選びにおいては重要なポイントとなります。