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クリーンルーム用パネル

断熱パネルの選択によって省エネルギー効率が大きく変わる

クリーンルームにおいては、空気清浄機能そのものがシステムのメインとなりますが、それに付随する様々な設備や機器も重要な意味を持ちます。
汚染物質を含まず飛散することもない材質を使う必要がありますし、クリーンルームの動作効率を維持するためのクオリティを持っていなければなりません。
その中でも、パネル類はとても大きな影響をクリーンルームシステムに与えますので、導入時やリモデルをする時などにはきちんと検討する必要があります。

特に、クリーンルームにおいてはいかにして温度管理をするかということが重要な要素になってきますので、断熱パネルの選択には慎重な考慮が求められることになります。
たくさんのタイプの断熱パネルがあり、コストがとても安くて済むもの、不燃性も持っていて工場の安全性を高めるものなど様々です。
断熱性にも違いがありますので、パネルの選択によって、工場スペースの省エネルギー性が大きく変わるというケースもあります。

長期的な視点に立ってパネルを選ぶ

クリーンルーム用パネルを選ぶ際には、単に導入時のコストを見るだけでなく、導入後の継続するコストについても計算する必要があります。
というのも、質の高いクリーンルーム用パネルは断熱効率にも優れていますので、エネルギーの節約につながり、長期的に見るとコストパフォーマンスが高くなるという傾向がみられるからです。
もちろん、購入時にはそれなりの費用がかかるのは事実ですが、長期的な観点に立ってみると、コストに優れるというケースもありますので、きちんと計算する必要があります。

また、扱う製品や機器によっては不燃性の高いクリーンルーム用パネルを導入することが求められるケースもあります。
法律などで指定されていないとしても、工場内の安全を保つために不燃性のパネルを導入する企業は多く、万が一のための備えとして重要なポイントとなります。
直接コスト削減などにつながるわけではありませんが、作業環境を向上させることになり、長期的に見ると益の多い選択となるでしょう。

汚染物質に対応するクリーンルーム用パネルも

いくつかの製造拠点においては、アウトガス汚染の対策を採る必要が出てきます。
こうした現場では、ノンシールのパネルを採用することによって、汚染対策をすることができます。
ノンシールパネルにもいくつもの種類があって、コストの面で優れるものもあれば、施工が簡単でメンテナンスがしやすいタイプのものもあります。

それぞれにメリットデメリットがありますので、製造拠点の環境に合ったものを選ぶことが肝心です。
技術者に相談して、よりメリットの高いクリーンルーム用パネルを選ぶようにしましょう。